

難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
こんにちは、英語初心者でもっぱら勉強中の身です。本を読んでかなり有益なことが多く記載されていたので、自分の備忘のために残しておきました。
英語初心者でこの本を読んでみたいと思っている人
(既にスピーキングもある程度できる人はこの本の対象外だと思います)
- 日本の英語教育の問題点
- ここから本に書いてあってすぐに試したい実践的英語テクニック
- 頑張って一文にする必要なんてない
- 先に汎用性が高い表現を手に入れて使いこなせ
- ①Would you~? (~をお願いします)
- ②May I ●●?(●●よろしいですか?)
- ③I have a problem with this(ここに問題があります)
- ④Hi
- ⑤Thanks
- ⑥Sure
- ⑦Sorry
- ⑧It’s ・・・
- ⑨Is that OK?(それでよろしいですか?)
- ⑩たくさんは「a lot of」、見るは「see」
- ⑪right?(~ですよね?)
- ⑫How about you?(あなたは?と聞き返す)
- ⑬By the way(ところで)
- ⑭Would you type that?(それをタイピングしていただけますか?)
- ⑮If I make a mistake,would you tell me how to say it better?(間違っていたら言い方を教えて下さい)
- ジェスチャーを多用せよ
- 枕言葉を使って何を伝えたいのかを伝える前準備をする
- 動詞の活用ではこの9パターンが日常会話の9割を占めるので重点的に練習
- 十八番(オハコ)をつくっておく
- 前置詞のイメージをつかんでおく
- 感想
日本の英語教育の問題点
日本語の英語は知識や文法を覚えさせるけど、口から出せないのが問題
日本語は多くのマイナーな単語、マニアックな文法を覚えさせる英語教育で、勤勉な日本人なのに頑張っても英語を話せない人を生み出している。
TOEICは(L&R)について
英語は読む・聞く・書く・話すの4つができなければならないが、TOEICは(L&R)は読むと聞くしかカバーされていない。TOEICは(L&R)は650点以上のレベルになると複雑なパズル問題を突いてくる問題になっていて英語でコミュニケーションをすることを第一義になっていないものとなっている。
実際にTOEICは(L&R)の日本人の受験者は270万人なのにTOEICは(S&W)は4万弱…
※TOEICは(S&W) speaking & writing
著者が言う英語の上達方法
1.釣り竿表現(汎用性が高い表現)を身につける
2.実際に簡単な英語で外国人と話す(オンライン英会話)
3.スピーキングテストを受ける
スピーキングテストを受けること
著者曰く教え子の経験上、受ける人の方が断然上達スピードが違う。「テストで悪い点を取りたくない」がモチベーションを高めて結果につながる.
著者オススメのテストはTSST(アルク社のスピーキングテスト)
電話で受験可能 費用は8000円くらい
本の編集者が数か月特訓して受けたら10段階中4⇒その後6
ここから本に書いてあってすぐに試したい実践的英語テクニック
頑張って一文にする必要なんてない
日本の英語教育では文法問題をパズルの用に解かせるけど、コミュニケーションをとる場合はわざわざ1文にしなければならないことなんてない。コミュニケーションは「相手に考えていることが伝わること」が大目的だ。
例:That girl whom I know is Mary.
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
I know that girl. That girl is Mary.
I know that girl who is Mary.
● It’sを使って簡単な言葉で情報を補足していくのもおすすめ
It’s on the left.
It’s fifteen minutes from here.
って感じで。わざわざ一文にしようとしなくていい
先に汎用性が高い表現を手に入れて使いこなせ
汎用性が高い表現(本書では『釣り竿』と言っていました)を知っておけば会話がスムーズ。今回自分で残しておきたいと思ったのはこのパートが非常に重要だと思ったからなのでここが最重要。
①Would you~? (~をお願いします)
相手にやってほしいときに活用
②May I ●●?(●●よろしいですか?)
自分がしたいときに活用
pleaseは失礼な英語になることが多いので自分がしてほしいならこちら
例: May I have water? 水くれませんか?
何でも使える May I have [呼んでほしい人・欲しい物]
③I have a problem with this(ここに問題があります)
お腹が痛いときとかはお腹を指さして言えば伝わる
④Hi
こんにちは、お疲れ様、(会釈)、上司にも使える
⑤Thanks
(Thank youだと偉そうに聞こえてしまうときがあるのでこっちの方が無難)
⑥Sure
Thanks と言われたらSure。「いえいえ」くらいのニュアンスがある。
⑦Sorry
相手の英語が聞き取れない場合も「Sorry?」と言えば聞き返すこととなる
サリくらい短く言う方がいい
⑧It’s ・・・
It’s that way(あちらの方です)
道を聞かれたら目的地の方向を指させばどっちに進めばいいかを教えることが可能
逆にIt’s that way? と聞けばこちらから相手に聞ける
It’ s far?(語尾を上げる)』 話し言葉では語尾を上げれば聞いていることになる。
⑨Is that OK?(それでよろしいですか?)
これを最後に言えば自分の頼み事が相手に受け入れてもらえたのかを確認できる!
例:We don’t have a reservation.Is that OK?
⑩たくさんは「a lot of」、見るは「see」
色々な表現があるけど、これでカバーできる。
many much plenty numerous ⇒ a lot of
watch look ⇒ see
⑪right?(~ですよね?)
例:テレビ消したよね?
You turned off the TV,didn’t you?
⇒You turned off the TV,right?
★時制を気にしてdon’t you?かdidn’t you?かを考える必要なし!
⑫How about you?(あなたは?と聞き返す)
質問されて自分が答えたら相手にも聞き返そう。聞き返すのがこれ
⑬By the way(ところで)
話題を変えろ
<オンライン英会話で活用編>
⑭Would you type that?(それをタイピングしていただけますか?)
連絡欄に書いておこう
Would you listen to me first(まず私の話を聞いてください)
⇒まず自分が練習してきたいいたいことを言わさせてくれる
⑮If I make a mistake,would you tell me how to say it better?(間違っていたら言い方を教えて下さい)
⇒間違っているときは正しい英語を教えてくれる
ジェスチャーを多用せよ
英語で単語がわからないとかは多くあること。
多国とコミュニケーションをとるため、言葉だけではなく大きなジェスチャーが必要
枕言葉を使って何を伝えたいのかを伝える前準備をする
何かお願いするときは・・・
Excuse me(すみません)
I have a favor to ask(お願いがあります)
と言っておけばああこの人は何かをお願いしようとしているのだなと相手に伝わる。
動詞の活用ではこの9パターンが日常会話の9割を占めるので重点的に練習
会話をするとき動詞の活用は「過去」「現在」「未来」×「肯定」「否定」「疑問文」がすぐに出せるようにしておく。

この図を基に様々な単語に変えて出せるようにしておけば会話力が格段に向上する。
比較級や分詞構文とかはとりあえず後回し
十八番(オハコ)をつくっておく
オンライン英会話でもビジネス英語での自己紹介でも道で外国人に聞かれたときも、よく聞かれる話題がある。想定してどう答えるかを自分の中で持っておく。
前置詞のイメージをつかんでおく

感想
私も中学の授業などでネイティブな発音をしようとして恥ずかしい気持ちを味わったことがあります。日本人だけなのだそうなのですが、この日本の努力を見せてはいけない風潮や、出来ないことに対して笑う風潮って何なんでしょうね。勤勉な日本人なのに英語のスピーキングやライティングが多国と比較してできないのは間違いなくこの風潮に原因の一端があると思います。
今回は読んだ私が意識しておきたいと思った部分について記載しましたが、まだまだ本書では有益な部分があるのでもっと知りたいと思った方は是非購入をお勧めします。

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